正しい性知識・妊娠の知識を身につけていただくため、下記の項目について日常的にありがちな質問や誤解について説明します.

性行為感染症ピル安静保険がききますか病気に関する説明(守秘義務)医療機関での注意常識??里帰り出産『私はこうしたい』妊娠で周囲が見えなくなっている貴方に

性行為感染症 STD

エイズかどうか心配で検査を受けたい?
医療機関でも検査を受けられます.ただ、健康保険ではエイズの検査を認めていないので検査に伴う費用は自己負担になります.無料で検査が受けられる保健所もあります.

彼の方ではクラミジアは見つかりませんでしたが?
ということもあります.女性と異なり、男性はペニスの先端だけの感染であることも多く、一方女性は子宮内・卵管・骨盤内に感染が波及していることもあります.当院では、子宮頸部にはクラミジアが検出できなくても、卵管や骨盤内に感染が残っていることも考え、抗体検査(血液検査)を第一選択としています.

クラミジアは治りますか?
抗生物質の投与でクラミジアは消失します.ただ、卵管に炎症が起こった場合、細くなった卵管で子宮外妊娠を起こしたり、卵管が閉塞し不妊症となっていることもあり、このような場合、変化した卵管は治ることはありません.

コンドームを付けているので性病の心配はしていません.
コンドームの避妊効果は低く、コンドームを避妊法として考えることは既に時代遅れです.一方、精子の進入を防げないコンドームで性病も予防できないことは医学上の常識であり、避妊や性病予防をコンドームで行うことにについては大いに疑問があります.性生活が多様化している今日、コンドームを着けていれことでほんの少し性病予防に効果があるかも知れませんが、多分無駄に終わります.コンドームを着けているので大丈夫と信じていることの方が問題と言えます.もちろん、避妊効果も期待できず、避妊はピルを使用すべきです.性病は相手が性病を持っている限り防げそうにありません.

夫(彼)は変なことはしていない!!と言い張るのですが...
性行為感染症が、自然に発生するなどとは考えられません.しかし、そう言い張るのですから、仕方がありません.重要なことは、誰が悪いのかを決めることではなく、今後感染しないようにすることと、今後も二人が仲良くすることです.
 残念ながら、感染した病気に対してはきちんと治療し、治らないあるいは体が変化している部分(上記など)は受け入れるしかありません.